9月8日、豊島区役所にて第1回目の「(仮称)マンガの聖地としまミュージアム整備検討会議」が開催され、当団体からは座長として里中満智子代表が、委員として幸森軍也理事が出席しました。
「(仮称)マンガの聖地としまミュージアム整備検討会議」は、豊島区が立案したマンガ関連施設の建造計画について検討するための会議です。
この施設は、豊島区南長崎にかつて存在した「トキワ荘」の外観復元を目標のひとつに掲げています。
「トキワ荘」の実寸大復元を目的とはしていますが、この建物はそもそもが昭和中期の居住アパート。敷地面積的にもミュージアムとするには収蔵設備に不安があるという点が指摘されたほか、居住していた先生方の作品を扱うならば相応の権利規約の整備が求められる点が委員から挙がりました。
また、居住していた先生方・関係者への確認や調整が最重要であることが再認識され、今後の豊島区の動向が展開を左右するといえるでしょう。
「トキワ荘」はマンガの聖地と称させれるように、日本のマンガ文化の黎明期とも言える時代に多くのマンガ家が青春を過ごした地。マンガの歴史の面でも重要な意義を持つ場所です。
既に失われてしまった建物ではありますがこれを外観だけでも復元させることで、マンガ愛好者たちが集い交流し、また「トキワ荘」に馴染みが薄い若い世代にも語りつげる拠点となれれば素敵だと考えます。
今後の展開を、マンガジャパンとしても見守っていきたいと思います。
http://www.city.toshima.lg.jp/013/kuse/koho/hodo/h2809/1609080952.html
「(仮称)マンガの聖地としまミュージアム整備検討会議」は、豊島区が立案したマンガ関連施設の建造計画について検討するための会議です。
この施設は、豊島区南長崎にかつて存在した「トキワ荘」の外観復元を目標のひとつに掲げています。
「トキワ荘」の実寸大復元を目的とはしていますが、この建物はそもそもが昭和中期の居住アパート。敷地面積的にもミュージアムとするには収蔵設備に不安があるという点が指摘されたほか、居住していた先生方の作品を扱うならば相応の権利規約の整備が求められる点が委員から挙がりました。
また、居住していた先生方・関係者への確認や調整が最重要であることが再認識され、今後の豊島区の動向が展開を左右するといえるでしょう。
「トキワ荘」はマンガの聖地と称させれるように、日本のマンガ文化の黎明期とも言える時代に多くのマンガ家が青春を過ごした地。マンガの歴史の面でも重要な意義を持つ場所です。
既に失われてしまった建物ではありますがこれを外観だけでも復元させることで、マンガ愛好者たちが集い交流し、また「トキワ荘」に馴染みが薄い若い世代にも語りつげる拠点となれれば素敵だと考えます。
今後の展開を、マンガジャパンとしても見守っていきたいと思います。
【関連】
豊島区「トキワ荘復元施設の整備検討会議」についての広報記事:http://www.city.toshima.lg.jp/013/kuse/koho/hodo/h2809/1609080952.html